サカマンマ

母ちゃんもサッカー頑張るからお前も頑張れ 

サカマンマ

スポーツ推薦の考え方 捉え方

 

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こんにちわ🐣ほりみみです。

随分とご無沙汰していました💦お元気ですか???

 

ほりみみは…というと

この数ヶ月の間に色々ありまして😅

 

ふくらはぎの肉離れ

自転車で警察に捕まり→交通裁判所行き

アレルギー性鼻炎の悪化

親知らずの猛烈な痛み→抜歯

 

そして、抜歯後のシャワー浴と湿度の高い日々と汗っかきのほりみみのコラボレーションで

 

猛烈にあせもが発生中

 只今しずかちゃんよりも入浴回数の多いほりみみです。

 

 さてさてあらゆるデトックス実行中ですが、久々のサカマンマはほりみみの昔話…中学時代に貰ったスポーツ推薦の話です。

 

 

 

中3ほりみみ推薦話が来る

漠然と高校受験に不安を感じていた中3のとある日

所属していたソフトボール部の顧問から職員室に呼び出されました。

 

めちゃくちゃ怖い先生だったのでビビりながら職員室へ

入ったことのないカーテンで覆われた簡易な応接間に案内されました。

 

『ほりみみ、お前サッカーやらないか?』

 

一瞬なんのことかわからず、キョトン。

 

 

顧問の話によると、とある高校の女子サッカー部が経験者を集めている。

まだ創部二年目で経験者が少なく経験者を探していた高校の顧問が、市内中の先生ネットワークを駆使してほりみみが小学生の頃サッカーをしていたという情報を掴んだ…という。

 

そのサッカー部は名門ソフトボール部が廃部となり新設された部活で、部員も顧問もソフトボール部がそのままサッカー部になったもの

(ソフトボール部の先輩方の気持ちを思うとかなり複雑です…)

 

…そして、ソフトボール部繋がりで中学の顧問から私に話が来たのだ。

 

『小学生の時やってたんだろ?推薦、悪い話じゃないと思うぞ。まぁ一回お母さんに聞いてこいよ』

 

嬉しかった。サッカーをしていたとは言い難い中途半端な経験値を改めてイチからやり直せるチャンスがきた!!と思ったと同時に、選ばれたような特別感、これがうまく行けば受験勉強しないで済むと思ったからだ。

 

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ふわふわした気持ちで帰宅。仕事から帰ってくる母を待った。

きっと母も喜んでくれる✨

 

 

 

母の反応

夕方帰宅した母がいそいそと夕食の準備をしている時、私は母の手が落ち着くのを待って持ち帰った推薦話を恐る恐る切り出してみました。

 

『サッカー部の推薦が来たんだけど…私サッカー部入りたい』

思春期故にうまく言葉にできなくてぶっきらぼうになります。

 

『推薦なんて必要ない。サッカーやりたきゃ普通に受験して入学してやればいい。あんたのことだから、どうせ勉強したくないだけだろ』

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ぎくっ💦

(勉強したくないのバレてる)

母は推薦話に驚くことも喜ぶこともなく淡々と答えました。

まぁそうだよな。私も経験者なんて言われるほどの経験者でもないし。でもさ、少しは喜んでくれてもいいのに…

 

推薦は断るように言われ翌日顧問に伝えました。

 

『ふうん…残念だな。そうかわかった』

 

そして私の推薦話はなくなりました。

 

 

 

 

数日後、再び職員室へ

 

『ほりみみ、スポーツ特待生でどうだ?』

 

顧問は推薦を断ったほりみみに今度は特待生の話を持ってきました。

特待生となると受験はもちろん免除。学費は半分免除に。

 

『先方がどうしても来てほしいって言ってるんだよ。どうだ?』

 

 

私は話を持ち帰母に相談することになりました。

私はここまで自分を必要としてくれるのか…と嬉しくてそわそわ。私学だし…学費が半分免除になればきっと母も喜んでくれるに違いない!と母の喜ぶ姿を想像してウキウキして母の帰りを待っていました。

 

 

 

 

母は断固拒否

めちゃくちゃ怒られました。

必要ない!!何度も言わせるな!そういう話はうちは一切いらない!!…と。

さすがに…ここまで怒られるような話でもないのに、なぜこんなに怒られているのか?

だんだん悲しくなってきて、ポロポロと涙がこぼれます。

 

 

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当時、母は愉快な人でもありましたが厳しく怖くて(笑)

こんなふうに感情をぶつけたのは初めてだったかもしれません。

 

母は黙って私の感情を受け止めると、珍しく答えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

母の真意

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母は兄の同級生の何人かがサッカーや野球で高校に推薦入学し、その後怪我をして部活動ができなくなったことで、学校に居づらくなり退学した話をしました。

 

『学校へは3年間将来の為の勉強をしに行きなさい。サッカーがしたければやればいい。でもサッカーのために学校へ行くな。』
 

 その言葉はとても心にしみました。

 

母は真面目な話になるといつもはぶっきらぼうで😥けっこう頭ごなしに怒られたりすることが多かったのですが…

この時は、しっかり母の本心に触れることができたことで納得しました。

 

翌日、母の考えをそのまま顧問に伝えスポーツ特待生の話を断りました。

 

 

 

 

 

後日談

スポーツ特待生の話は断ったのですが、母の考えを高校の顧問が非常に気に入ってしまいました。

 

『ぜひうちに来てほしい!!』

その後、更に熱心な勧誘が来ました。

 

母の考え方を受け

 

・普通受験をする

・合格後普通入学として扱うが、特待生と同じ免除をする。

・万が一ケガなどでスポーツができなくなった場合は免除を外す。(特待免除が重くならないために)

 

少し詳細を忘れてしまいましたが、そんな感じの話をもって再び勧誘に来ました。

 

母もこれを受け入れ、私はその後この高校を受験し入学します。

 

 

推薦入学って聞くと、ちょっとかっこいい気がします。

でもそれがいい事なのかどうか??

子供の学校生活や環境など、色んな角度からイメージするのも大切なのかもしれません。

 

母親となった今、母の心配も理解できます。

でも、もう少し喜んでくれたって良かったよなぁ…と、やっぱり思います😁

 

 

 

 

 ちなみに学費は半額免除で、全額支払ったあとで3ヶ月に一度返金されていました。

クラスで名前を呼ばれ現金の入った封筒を渡されたのですが…

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家で母に手渡すとこんなふうに小躍りしていました。

 

真剣だったあの日って一体(笑)

 

 

 

そんなこんなで今日はここまで💰

 

 

 次回はまたネタが見つかった時に!